文部科学省「先導的ITスペシャリスト育成推進プログラム」採択拠点
Integrated Special Scheme for Information Security Specialist cultivation
日時: | 2008年5月16日(金)13:15-18:00(受付開始:12:45~) |
会場: | 情報セキュリティ大学院大学 » 所在地・アクセス方法 (横浜市神奈川区鶴屋町2-14-1 横浜駅きた西口より徒歩1分) |
テーマ: | 情報の信頼性 情報の量から質への転換を目指して |
参加対象: | 第1回はどなたでも参加できます。 |
参加費: | 無料(会場準備の都合上、事前に参加申込をお願いします) |
時刻 | 内容 |
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13:15~13:30 | 挨拶・企画意図 寳木 和夫 (日立製作所) 小柳 和子 (情報セキュリティ大学院大学) |
13:30~14:00 | 基調講演1 情報セキュリティと信頼性の総合科学 辻井 重男 (情報セキュリティ大学院大学) |
14:00~14:30 | 基調講演2 情報非対称性が経済システムに及ぼす課題 奥野 正寛 (東京大学) |
14:30~14:40 | 休憩 |
第一部 情報信頼性マネージメント | |
14:40~15:00 | 見えないものの品質保証 林 紘一郎 (情報セキュリティ大学院大学) |
15:00~15:20 | 情報の信頼性と信憑性の課題と解決アプローチ 曽根原 登 (国立情報学研究所) |
15:20~15:40 | 情報分析基盤整備の公共政策 渡辺 克也 (総務省) |
15:40~15:50 | 休憩 |
第二部 産学における情報セキュリティ・情報信頼性確保の取り組み | |
15:50~16:10 | 大学におけるTrust Managementと欧米動向 岡部 寿男 (京都大学) |
16:10~16:30 | 情報セキュリティ対策と信頼に対する分析活動 小松 文子 (情報処理推進機構) |
16:30~16:50 | デジタルメディアのセキュリティと信頼性確保 越前 功 (国立情報学研究所) |
16:50~17:10 | 生活情報の信頼性確保 食の安全を例として 蒲生 恵美 (情報セキュリティ大学院大学 セキュアシステム研究所) |
17:10~17:30 | 国を超えたWebサイトの信頼性確立 島岡 政基 (セコム) |
17:30~17:50 | 情報信頼ソリューション 前田 章 (日立製作所) |
17:50~18:00 | まとめ・閉会 田中 英彦 (情報セキュリティ大学院大学) |
主催: | ISSスクエア |
後援: | 株式会社 日立作所 |
申し込み方法: | 受付は終了いたしました。 |
今日、デジタルメディアの流通が活発化しており、事業者により発信される従来のメディアに加え、Web、Blog、SNS等を通じて一般の人々が発信するCGM(Consumer Generated Media)と呼ばれるメディアが台頭した。現在、全世界で生成あるいは複製されるデジタルデータの総量は、年間約300エクサ・バイト(エクサexaは量の単位で10の18乗=百京)に達し、これは、今までに人類が執筆した書籍の情報量の約600万倍に匹敵する。
人々の日常生活、企業、大学、官庁における営業、開発、研究、教育、政策決定等多くの場面では、大量データのなかから信頼できる情報を得たいという要求がある。この要求に対して、検索エンジンを介した格付けや知名度の向上、CGMでの評判やブランド向上による信頼確保に向けたシステム開発、投資が行われている。
しかし、消費者や国内の430万社に及ぶ中小規模の企業、さらに、多くの大企業において、大量データの活用のためのIT化はまだまだ不十分であり、しかも投資コストは厖大になるという状況にある。このため、一般日常用途に加え、財務、決済、取引、生産などの業務処理等種々のアプリケーション・サービスをネットワークを通じてSaaS (Software as a Service)として提供する基盤整備の動きも生じている。
このようなネット社会の基盤整備については、情報技術と市場メカニズムの問題にとどまらず、消費者の情報リテラシや教育、社会の規範、公共政策や法制度設計を連動した総合的対処が不可欠である。
本シンポジウムは、技術と社会の両面から情報信頼基盤の社会実装のあり方を探る。情報信頼性が生み出す未来価値について、技術と市場を中心とした経済的価値、情報リテラシの向上などの社会的価値、そして信頼性の高い情 報発信立国に向けた文化的価値など、多様な側面から議論する。
=========================================== 従来、情報セキュリティ大学院大学にて「情報セキュリティ技術研究会」 として開催しておりました研究会は、「ISSスクエア」の研究活動の一環 として位置づけられたことに伴い、平成 20 年 4月より「ISSスクエア 水平ワークショップ」と名称を改め、再スタートしました。 =========================================== |
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